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つぶれやすい飲食店開業が後を絶たないワケ

さて、このホームページをお読みの方にショッキングな質問をします。
あなたは、つぶれた飲食店を見たことがありますか?

私は何度もあります。
仕事柄、飲食店をよく見ていることもありますが、それだけではありません。

私がまだ飲食のコンサルタントとして駆け出しだった頃、ご支援中のお客様先に行くと、ドアの前に不思議な貼り紙がありました。

「店主の都合により、月末まで臨時休業します」

あれ?どうしたんだろう?
そう思ってオーナーの携帯に電話しても、留守電になるばかりです。

結局、その後オーナーと電話がつながることはありませんでした。

そう。このオーナーは夜逃げしていたのです。

ドアの貼り紙は、業者の支払いの催促や、金融機関の返済の催促から一瞬でも逃れるためのカモフラージュだったのです。

ご支援中の飲食店が廃業するという経験は、これが最初で最後ですが、当時は大変なショックを受けました。

同時に、私とは違う意味で大きなショックを受けたのは、金融機関や関連業者です。このオーナーは、莫大な借入金と、数ヶ月分の仕入れ分のすべてを踏み倒して逃げたわけです。それだけ、多くの人たちの信頼を「裏切って」しまったのです。
これは、誰にとっても悲しい出来事です。

では、こんな悲劇は、まれなことだと思いますか?

いえ、決して珍しいことではありません。
飲食店の経営者が夜逃げするというのは、日常的に起こっていることです。

これから飲食店を開業される皆様に知って頂きたいことは、
飲食店経営は、一つ間違えると恐ろしいほどハイリスクなビジネスになり得る
ということです。

高いリスクを背負ってしまった最悪の結果の一つが、夜逃げなのです。

私は数多くの飲食店を見てきた中で、失敗する経営者に共通する要素を一つだけ挙げろと言われたら、次のように言います。

「失敗する経営者は飲食店経営に関する知識が乏しい」

知識が乏しい結果、自分の感覚で無謀な出店をしたり、一部の業者の言いなりになってしまうのです。

飲食店経営で成功するためには、何よりも知識を身に付けることが大切です。
飲食店の開業におけるリスクをしっかり回避すれば、開業成功率は飛躍的に高まります。

あなたの成功を確実なものにするため、ぜひこのホームページから勝ち残る知恵と知識を得て下さい!