売上を上げるための最大の近道とは何か?その答えを見つけるために、「売上アップ」の構造を分解してみましょう。図をご覧ください。

売上アップとは、(1)「客数を増やすこと」、(2)「客単価を上げること」のどちらか、もしくはその両方で実現できます。そして、(1)の「客数を増やすこと」をさらに分けると、「新規客を増やすこと」と「リピーターを増やすこと」の2つに分解できます。
では、すぐに売上を上げたいとき、最も簡単なのは、(2)「客単価を上げること」です。極端な話をすれば、メニューの単価を上げたり、高額メニューをおすすめすること、また、セットメニューを開発したり、ドリンクのおかわりをおすすめするなど、様々な方法があります。そういう意味では客単価を上げることは「最も手軽な」売上アップの方法です。
しかし、「客単価を上げる」だけでは限界があり、根本的かつ継続的なお店の売上アップにつながらないケースもあります。
つまり、「客単価を上げること」ではなく、「客数を増やすこと」が売上アップの王道だと言えます。では、次に、「新規客を増やすこと」と「リピーターを増やすこと」、どちらを行えばよいのでしょうか?
実は、私がお伝えしたい売上アップの最大の近道とは、「リピーターを増やすこと」です。その理由は「新規客を増やすこと」より、「リピーターを増やすこと」のほうが何倍も簡単で、かつ低リスクな販売促進によって実現できるからです。
しかし、現実の飲食店では、新規客の獲得だけに一生懸命お金や時間を掛けているお店が非常に多いのです。新規客の獲得には多額なコストを掛けても、リピーターを呼ぶためのコストはあまり掛けていないというお店も意外に多いのです。

| 価格 | 1680円(税込) |
| 出版社 | 日本実業出版社 |
| 発売日 | 2009年7月24日 |
| 著者名 | 井澤 岳志 |
飲食店の開業・経営の成功率を飛躍的に高める7つの超低リスク戦略を詳しく説明した、「失敗しない」ための実用本。
出店戦略、店舗規模、店舗設計、メニュー戦略、財務戦略、販売促進、人材採用と組織作りなど、7つの視点を網羅した「開業者にも飲食店運営者にも役に立つ」ノウハウが満載。


ライズウィル代表 井澤岳志
大学卒業後、北陸最大の経営コンサルティング会社を経て、2005年9月にライズウィルを設立。飲食店の成果・実践重視のコンサルティングに携わり、「現場主義」の独自な戦略・戦術指導を行ってきた。売上アップコンサルティングでは、全顧客中93.2%の成功率を達成し、企業再生事例としては、焼肉店の売上昨年対比194%、廃業寸前の居酒屋で営業利益率25%を達成するなど、飲食店経営者の相談を多く受けている。全国各地の商工会議所、商工会での講演も毎回好評を博している。
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